布団はクリーニングに出すもの――。そんな先入観は、「Jabba Ring（ジャバリン）」（竹内康社長、写真右端）がキレイに洗い落とします。札幌の主婦・重村久美子さん（仮名、写真中央）は、布団類を月に１回以上ジャバリンのコインランドリーで洗うヘビーユーザーの１人。クリーニングよりも値段が格段に安く、ふわふわっとした仕上がりがお気に入り。「仕事で疲れて帰ってくる夫に気持ち良い布団で休ませてあげられる」と喜んでいます。重村さんに詳しい話を聞きました。

取材・撮影：(株)Sapporocca

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ジャバリンをどのように活用していますか？

コインランドリーを利用させていただいております。私と夫２人分の普段の洗濯物やダウンコートなど冬物衣料も洗います。特に助かっているのが布団や毛布、タオルケットなど寝具の洗濯ですね。

布団はクリーニングに出す人が多いと思いますが。

そうですね。私も以前はクリーニングに出していました。クリーニングに出すと布団がふわふわになって気持ち良いので、よく眠れるんです。

でも、クリーニングに出すと料金が高いんですよね。それがいつも気になっていたんです。どうにかならないものかと。

布団をクリーニングに出すと、一家族で１万円は超えると聞きます。

私は車の運転ができないので、クリーニング店に集配サービスもお願いしていたんです。羽毛布団や毛布など夫婦２人分の寝具を出すと、集配料込みで２万円近くになってしまうんです。

それだけ料金がかかると、気軽に利用はできません。頻繁に出すとかなりの出費になるので、１シーズンに１回出す程度に節約していました。

でもコストを気にする分、布団の気持ち良さを犠牲にしてしまいました。長期間洗えなくて布団の柔らかさもなくなり、ふわふわ感を楽しめるのもクリーニングに出す年に数回だけ。快適に眠れる環境を整えたいのが本音なんですが、 料金のことを考えると仕方がありませんでした。

コインランドリーで布団を洗えることは、もともと知っていたんですか？

洗った布団を乾かしているジャバリンの乾燥機

「布団はクリーニングに出すもの」という思い込みもあったので、そのほかの手段なんて考えもしませんでした。そもそも洗濯機で水洗いをしてしまったら、羽毛布団や毛布がダメになってしまうんじゃないかと思っていました。

そんな状況だったんですが、竹内社長にコインランドリーで洗えることを教えていただいたんです。しかも「クリーニングよりも安くて、仕上がりはクリーニング並み」というんです。

それを聞いて、さっそくチャレンジしてみることにしました。値段が手頃でクリーニングのようなふわふわ感を手に入れられるなら、お得ではないかと思いました。それがジャバリンさんで布団を洗うようになったきっかけです。

コインランドリーで布団を洗ってみて、料金はいかがでしたか？

格段に違いました。クリーニングに出していた頃と比べると、１回あたり1/3の料金で洗えました。

例えばクリーニングに出すと、タオルケットだけで１枚あたりの料金が発生すると思いますが、コインランドリーだと機械を１回利用する料金だけで済みます。ですから、ランドリーにタオルケットや毛布、枕カバーなどを一度に全部入れて洗えるので、その分安くなりますよね。

布団１組をキレイにする料金をとるのか、洗濯機を１回使う料金をとるのか。その違いが、後者であるジャバリンさんの割安感につながっているのだと思います。一度にたくさん洗えた方がお得ですよね。

さらに、洗うのはタオルケットくらいで他の布団類の洗濯が少ないときは、衣類の洗濯物とタオルケットを一緒に洗ったりもできます。そうなるとタオルケットにかかる洗濯料金なんて微々たるもの。衣類と合わせた洗濯なんて、そんなことはクリーニングでは不可能。コインランドリーのメリットが、ここにもあると思います。

布団洗濯の仕上がりは、いかがでしたか？

洗う前より明らかにふっくらで、ホテルのベッドとまでは言いませんが、それに近いレベルの心地よさを体験できています。クリーニングに出したときのような、洗いたてのふわふわ感が気に入っています。

料金がクリーニングの1/3なのに、仕上がりは同じくらいなんです。

しかも洗いに出せば即日仕上がり。仕事で疲れて帰ってくる夫に、なるべく気持ち良い布団で休んでもらいたくて、ジャバリンさんで頻繁に洗うようになりました。

厚手の布団だと月１、２回は洗いますし、タオルケットでしたら夏場に週１回は洗っています。それができるのも洗濯料金がお手頃だからですね。年１、２回だったふわふわ布団が、頻繁に楽しめるようになっています。

コインランドリーで布団が洗えるのを知っていても、ランドリーの使い方が分からないので、期待通りの仕上がりにならない人もいるようです。

私も布団はコインランドリーで洗ったことがなかったので、最初は戸惑いがありました。ランドリーのドラム洗濯機で毛布をグルグル洗っても傷つかないのか心配でしたね。

でも、竹内社長が布団に最適な洗い方などを教えてくださって、初めての私も困ることはありませんでした。ですから、ふわふわ感の仕上がりを体験できたし、当初の「傷つくんじゃないか」という心配も、問題ではありませんでした。

ジャバリンさんは、常駐しているスタッフさんが機械の使い方をアドバイスしてくれるので、無駄にお金を使わずに済むし、失敗がありません。無人店舗だったら、おそらく自己流で時間設定や洗剤量などを決めていたので、うまく洗えていなかったはずです。乾燥もふわふわ感を出せなかったかもしれません。

あと、冬物布団一式をジャバリンさんのところで洗っていたことがあったのですが、ふわふわに膨らむ仕上がりなので持って帰れなくなってしまったことがありました。

お店に持って来た時よりも布団がふっくらして、運べなくなったんですね。それで、どうしたのですか？

ジャバリンさんは集配サービスもやっていらっしゃるので、竹内社長に自宅まで運んでいただきました。そんな風に助けていただいたのも、スタッフが常駐していらっしゃるからお願いできたことですよね。

そもそも、ジャバリンを利用するようになったきっかけを教えてください。

最初の利用は布団の洗濯ではなかったんです。私は関東出身で、主人との結婚を機に札幌に引っ越してきました。住み始めてすぐ、洗濯の文化が本州と北海道では違うことに気がつきました。特に冬が問題です。北海道は雪国なので、冬になると洗濯物を外では干しませんよね。関東に住んでいた頃は冬でも外干しが当たり前だったのですが、それができないなんて驚きでした。

外干しができないので洗濯物の乾きが悪く、必要最低限の洗濯だけをして週末にコインランドリーでまとめて洗うようになりました。その時はまだジャバリンさんがなかったので、家から１０分ほどの別の店まで主人に車で連れて行ってもらっていました。

冬に外干しできない雪国特有の悩みですね。

札幌の知人に冬の洗濯をどうしているのかと聞くと、皆さん部屋干しをしているんですよね。暖房で乾燥している部屋の加湿にもなって良いとかで。でも、私はどうしても部屋に洗濯物を干しておくことに慣れなくて...。

住んでいるマンションの浴室乾燥機で乾かそうと思ったんですが、４、５時間もかけて干しても半乾きなんです。それで、週末にコインランドリーで洗って乾かすことにしたんです。

でも週に１回しか洗濯できないので、週末までに夫婦２人分の洗濯物がどんどん溜まっていくんです。金曜日頃には洗濯カゴがいっぱいになってしまって。

さらに、私は運転免許を持っていないので、休日に体を休めている夫に車でコインランドリーまで連れて行ってもらうしかありません。そんな状況を続けているうちに主婦としての罪悪感で悩むようになりました。

洗えば乾かないし、洗わないと溜まっていくし。もう洗濯が苦痛でたまらなく、洗濯物を見るのも憂鬱でした。

そんなふうに悩んでいたある日。自宅の近くにジャバリンさんが開店したんです。歩いて数分なので私一人でも利用できそうだし、そうなると週末だけでなく平日でも洗濯できるようになると思いました。それで、夫と「試しに使ってみよう」ということになったんです。

ジャバリンを利用してみた感想は？

重村さんが通うようになったジャバリン

洗濯物がふわふわに乾いているのを手にしたときは感動しました。それまで半乾きに悩んできましたからね。

あと、スタッフの方が常駐しているのも他の店にはないサービスなので新鮮でした。竹内社長が「何か分からないことがあったら言ってください」って声をかけてくれたので、使い方にも迷いませんでしたし、何より安心ですよね。無人の店でしたら、知らない男性客と店内で２人きりになることもあるので不安ですが、スタッフの方がいてくれたら女性客は心配なく利用できます。

あと、家庭でも使える洗濯ガイドも用意されており、自宅の洗濯にも役立っています。親切で気持ちの良い対応をしていただけるので、安心して利用できております。

それ以降、ジャバリンを使っているのですか？

そうですね。平日の好きな時に洗濯ができるようになったので、生活のパターンも変わりました。洗濯に時間を取られていた休日に、夫と２人で食事に行ったり、ドライブに行ったり。ジャバリンさんが「夫婦の時間」をくれたんです。

重村さんにとって、ジャバリンはどんな店ですか？

「駆け込み寺」的な店ですかね。洗濯や洋服のことで困ったことがあれば、ジャバリンさんに相談したら何とかなる、みたいな感じです。

以前、夫のダウンコートにコーヒーのシミがついていたんですが、クリーニングでは落ちなかったので諦めて捨てようと思っていたんです。でもジャバリンさんに相談したら、前洗いをしてから洗濯をする方法で洗ってくれて、シミをキレイに落としてくれたんです。

普通、クリーニングでダメなら諦めるしかないと思いますよね。だけど、ジャバリンさんは違いました。見事、捨てるはずのダウンが蘇ったんです。「プロだなぁ」って感心しました。そんな竹内社長がサポートしてくれる、頼りになる店だと思います。

ダウンもコインランドリーで洗えばクリーニングと比べるとお手頃価格ですよね。

そうですよね。夫婦２人分のダウンなど冬物をクリーニングに出すと２、３万円かかります。ジャバリンさんで洗えば数千円。クリーニングに出す１着分の料金で、家族全員のダウンが洗えてしまいます。

重村さんは、ジャバリンのサービスをいろいろ利用していますね。
気になっているサービスはありますか？

「北海道洗たく便」（詳しくは「北海道洗たく便」へ）というサービスですね。観光や出張の宿泊先から洗濯物をジャバリンさんに宅配で送れば、洗ってたたんで、自宅に届けてくれるんです。夫は出張が多いので、出先から「北海道洗たく便」を使えば、帰りの荷物が少なくなって助かるんじゃないかと思います。

あと洗濯代行・集配サービスが気になっています。冬になると徒歩で布団を持ってくるのは難しいので、家まで取りに来ていただけると助かります。車を運転できない私に向いているサービスですね。冬時期には集配をフル活用させていただきたいと思います。

このインタビュー記事を読んで、ジャバリンを利用しようか検討している読者の方もいると思います。どんな方にオススメでしょうか？

私のように北海道外から引っ越してきて、部屋干しに慣れていない方にはオススメです。洗濯のことで悩むことは一切なくなります。

あと、子育てで忙しいお母さんには洗濯代行が向いていると思いますよ。お子さんの世話でただでさえ忙しいのに、肌着など洗濯物がかなり増えると思うので、洗濯は結構大変です。ジャバリンさんは子育て中であれば集配が無料なので気軽に利用できますし、キレイにたたんで持ってきてくれるので、タンスにそのまま片づければいいだけ。子育てママの頼もしい味方になってくれるはずです。

布団のコインランドリー洗いでは、ダニやホコリが取れるそうです。アレルギーを持っている方は試す価値はあるかと思います。